ブレーデンスケール、これでタップするだけ ── 現役看護師が使っている無料ツール
訪問看護師をしている友人と話していたときに、「褥瘡発生リスクをすぐに把握したいのに、点数を書いた紙を見ながら、あとから電卓で合計するのが地味に面倒」と言われた。それがこのツールを作ったきっかけだ。今は6項目をタップするだけで、その場でスコアと褥瘡発生リスクが分かる。使い方と一緒に、評価項目の見方も書いておく。
01使い方はタップするだけ
6つの項目について、それぞれ当てはまる選択肢をタップする。紙に書き込む代わりに、画面の枠を押すだけでいい。
6項目すべてを選び終えると、合計点とリスクレベルが自動で表示される。電卓で足し算をする手間はもう要らない。
026つの評価項目
評価するのは、知覚の認知・湿潤・活動性・可動性・栄養状態・摩擦とずれの6項目だ。知覚の認知は「障害なし」から「全くなし」まで、湿潤は「乾燥している」から「常に湿っている」まで、それぞれ4段階で選ぶ。
活動性は「歩行可能」から「臥床」まで、可動性は「自由に動ける」から「全く動けない」まで、栄養状態は「非常に良好」から「不良」まで、同じく4段階だ。摩擦とずれだけは「問題なし」「潜在的に問題あり」「問題あり」の3段階になっている。
03スコアとリスクレベルの対応
合計点は6点から23点の範囲になる。ここで注意したいのは、点数が低いほどリスクが高いという点だ。感覚的には逆に思えるかもしれないが、状態が悪いほうを1点に近い低い点数にする設計になっている。
9点以下は最高リスク、10〜12点は高リスク、13〜14点は中リスク、15〜18点は軽度リスク、19点以上はリスク低という5段階で表示される。
04途中でもスコアが見える
6項目のうち一部しか選んでいない段階でも、選んだ分だけの合計点が画面に表示される。全部選び終わるまで結果が見えない仕様にはしていない。
まだ選んでいない項目がいくつ残っているかも表示されるので、入力の抜けにも気づきやすい。
05あくまで補助
このツールは教育・確認補助用として作った。実際の臨床アセスメントは、各自の判断と責任で行うものであり、このツールの点数だけで判断を決めるものではない。
計算の手間を減らすための道具として使ってほしい。
06まとめ
紙に書いて後から電卓で計算する手間を、タップするだけで済ませられるようにした。6項目を選ぶと、合計点とリスクレベルがその場で分かる。