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コラム2026-08-09

CPRメトロノーム、これで胸骨圧迫のテンポが分かる ── 現役看護師が使っている無料ツール

スタートを押すだけで、胸骨圧迫のテンポを音と拍動でガイドしてくれる。無料で誰でも使える。数えながら圧迫する不安を減らすためのツールで、実際の処置に置き換わるものではない。使い方と一緒に、その位置づけも書いておく。

01使い方は3ステップ

ず「テンポ調整」で回数を設定する。プリセットは100・110・120で、標準は110だ。スライダーや+/−ボタンでも1回分ずつ変えられる。

テンポを決めたら「スタート」を押す。あとは音と拍動のリズムに合わせて圧迫を続けるだけだ。

公開中のツール
CPRメトロノーム ↗

※教育・トレーニング補助用です。実際の救命処置では最新の蘇生ガイドラインと現場の指示を優先してください。

02推奨ゾーンの見方

テンポの下には「推奨ゾーン」「遅すぎ」「速すぎ」のいずれかが表示される。100〜120回/分の範囲なら推奨ゾーンで、それ以外は色が変わって注意を促す。

数字だけを見て圧迫のリズムを保つのは難しいので、この表示を目の端で確認しながら使うといい。

03圧迫の深さと2分交代の目安

画面下のメモには、テンポ以外の目安も書いてある。深さは約5cmで、6cmは超えない。押した後は、しっかり胸を戻すことも大事だ。

圧迫者の交代は2分ごとが目安になっている。疲労で圧迫の質が下がるためで、「交代まで」のカウンターが10秒を切ると枠が点滅して知らせてくれる。

04音と拍動が正確に同期している理由

このツールは、クリック音と心臓マークの拍動がズレないように作られている。裏側では、次の拍のタイミングを少し先読みして予約する方式を使っていて、画面がもたついても音のリズム自体は狂わない。

30回に1回だけ音を高くしているのも工夫のひとつだ。数を数えなくても、耳で聞くだけでカウントの区切りが分かるようにしている。

05あくまで補助

このツールは教育・トレーニング補助用として作った。実際の救命処置では、最新の蘇生ガイドラインと、その場の医師や指導者の指示が優先される。

テンポや深さの目安を覚えるための練習台として使ってほしい。

06まとめ

スタートを押すだけで、胸骨圧迫のテンポを音と拍動でガイドしてくれる。推奨ゾーンや交代のタイミングも表示されるので、練習のときの目安として使ってほしい。

公開中のツール
CPRメトロノーム ↗

※教育・トレーニング補助用です。実際の救命処置では最新の蘇生ガイドラインと現場の指示を優先してください。

運営者
ゆうき

救急・集中治療の現場で働く現役看護師。AIの進化を毎日追いかけています。